2021/09/25

労働問題の相談サイト紹介

かかえてる個別の労働相談は、無料の下記Q&Aサイトをご利用ください(事前の利用者登録あり)。yahoo!知恵袋で回答活動していますが、下記はおすすめ順です。なお最初の2つはどちらかというと、事業者(事業者の命を受けて従事する労務担当者)向け相談窓口です。

コクヨ 総務の森
日本の人事部 Q&A
Yahoo! 知恵袋(労働問題、働き方)
教えて!goo(法律(労働相談))
OKWAVE(労働に関する法律)

質問するにあたって

質問されるからには、身バレしない程度にカムフラージュしてもいいですが、質問したい点を明確にしましょう。 その場合、どの立場からの質問かは併記ください。事業者(雇用主・経営者自身)なのか、その命をうけた人事権者なのか、さらにその指揮命令をうけて事務する立場からなのかで、得られえる回答の色合いが異なってきます。違法すれすれの雇用主なら厳しい回答が、そうしろといわれた事務員なら同情の帯びた回答になるでしょう。労働者自身であれば、文章からわかる程度には旨明示してください。


また時系列に順をおって書くことも大切ですが、現時点はどの時点かも明確にしてください。退職を申し出る前なのか、申し出でて現在まだ在職中なのか、すでに退職したあとなのかで、とりうる対応策が異なってきます。起こったイベントも順に並べると同時に、異時であればどの時点のできごとか峻別できるようにしてください。


よくみかける質問では、時間の質問か賃金の質問なのか皆目不明な質問が見受けられます「例:固定残業について」。時間であれば、労働者の労務提供義務のことであり、賃金の質問であれば、労働者が履行した労務提供を受けて、雇用主の義務となり、まったく次元の異なる質問になるはずなのに、おうおうにして峻別できない質問を目にします。


ご質問の内容によっては、事業内容事業規模が必要な場合があります。規模の場合は、企業全体の人数よりは、所属する事業所(本社、支店、営業所、工場)の労働者数です。


(2021年09月25日投稿、2022年5月6日編集)

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